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2018年 荒廃しつつある山形交通の木造電車モハ103

月山に登ったついでで、西川町の月山酒造資料館に寄りました。
ここには山形交通三山線の木造単車が保存されています。
三山線と言っても馴染みがありませんが、
左沢線羽前高松から間沢の11.4kmを結んでいた路線です。
 
よい状態で保存されているとの情報で楽しみにしていましたが…
荒れていました…

2018年8月22日 月酒造資料館 山形交通モハ103
 
1926年大正生まれの貴重な木造電車です。
最後は事業用としてでしたが、1974年の三山線廃線まで残りました。

2018年8月22日 月酒造資料館 山形交通モハ103
 
しかし現状は屋根は落ち、オヘソのライトも外れ…
山形の厳しい冬を屋根なしで保存するのは厳しいのでしょう。

2018年8月22日 月山酒造資料館 山形交通モハ103
 
クモの巣を払いのけて、車内の様子ものぞいて見ました。
椅子には大正ロマンを感じさせる優雅な装飾がされていました。

2018年8月22日 月山酒造資料館 山形交通モハ103
 
90歳を超える貴重な木造電車ですが、このままではいずれ解体されてしまいそうです…
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コメント

No title

こんにちは。
わたしも一度訪ねてみたいと思っておりましたが、なかなか厳しい状態ですね。

高校生のころ、羽前高松の駅員さんから、三山線のお話をお聞きしました。その頃は、まったく興味がなく、右から左と受け流してしまいましたが、ホームの痕跡や何やらが残っていたかもと思えば、残念。

No title

こまころ様
三山線はまったく知識のない路線でしたが、この車両が残っているおかげで興味を持つことができました。
ただ今は廃線跡にあまりめぼしいものは残っていないようです。

車両の状態はご覧の通りなので訪問するならばお早めにどうぞ…

No title

1年前尋ねたときより、だいぶ退化しましたね。
まだ、ライトは外れていませんでした。
脇のお店の奥、見学しましたか?
資料が沢山展示されていました。

No title

鳥鉄親父様
1年前より状態が悪くなっていましたか…
やはり冬を越すのが大変なのでしょうね。

資料館は16:30までで、今回行ったのが16:45頃…
残念ながら資料館は閉まっていました。

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●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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