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1993年 春の午後の野上電鉄

約20年前の野上電鉄の春の風景を振り返ります。
暖かい春の午後、このときは重根駅から幡川駅まで歩きました。
 
まずは重根駅での交換風景。

1993年4月9日 野上電鉄重根駅 デ11・モハ25
 
デ11は1951年製造で富山地鉄から、
モハ25は1932年製造で阪神からやってきました。
 

野原の草花を見ながら走るモハ25。

1993年4月9日 野上電鉄幡川~重根 モハ25
 

重根周辺は小高い丘があり、ちょっと登れば俯瞰撮影ができました。
のんびりした里を走るオールドタイマーたち。

1993年4月9日 野上電鉄幡川~重根 クハ104+モハ31
 
あらためて今では絶対に見られなくなったいい風景だと思います。

記録していなかったので写真から改めて車番を調べてみました。
左の車両はクハで廃止直前まで走っていた、
1934年製造の元阪神、クハ104だと思います。
右の車両はよく見ると明かり採り窓があり、車体に広告があることから、
これも元阪神の1932年製造のモハ31だと思います。
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コメント

No title

こんばんは。
廃止されて、もう20年くらい経つのですね。
レンゲの花が咲くあたりは、私と犬の散歩コースでした。警報機もない小さな踏切があり、幡川駅方面は長い直線の下り坂になって、電車が車体を左右に揺らしながら走るのがよく見えました。夏の夜は窓を開けて寝ていたので、家まで野鉄のガタンゴトンと走る音が聞こえ、時々ファーンと警笛も聞こえました。本当に思い出すと懐かしい限りです。

No title

hei**hisaka*u様

当時の雰囲気がよく分かるコメントありがとうございます。
このあたりは本当に素敵な散歩コースだったろうなと思います。

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プロフィール

●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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