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2021年 日本硫黄沼尻鉄道 沼尻駅跡の今

安達太良山登山後、沼尻に下山しました。
沼尻と言えば、1969年に廃止となった磐梯急行電鉄の終点駅。
実態とかけ離れた磐梯急行電鉄という最後の名称よりも、
もとの日本硫黄沼尻鉄道の方がふさわしいですが。

まずは現在の沼尻駅舍。
リフォームされて、それほど古さは感じさせません。
どこかの公民館のようです。DSC_1027.jpg
2021年6月1日 日本硫黄沼尻鉄道沼尻駅跡

現在駅舎は使用されていません。
屋内をのぞくと何かのイベントで使用されるのか、
DC122の描かれた板がありました。DSC_1028.jpg

ちなみにここには30年前にも訪れています。
この時にはすでにリフォームされてきれいな姿でした。
この頃は観光会社の事務所として使用されていました。IMG124_20210605125548414.jpg
1990年8月20日 日本硫黄沼尻鉄道沼尻駅跡

駅跡にある説明板にあった、現役時代の沼尻駅舎の写真。DSC_1030.jpg

ほぼ同じ角度(駅舎は向きを変えているそうですが)から見た現在の駅舎。DSC_1031.jpg
2021年6月1日 日本硫黄沼尻鉄道沼尻駅跡

沼尻駅では沼尻鉱山で採掘された硫黄が積み込まれていました
駅舎の隣にある倉庫は、かつて硫黄積込場だったそうです。DSC_1042.jpg
2021年6月1日 日本硫黄沼尻鉄道沼尻駅跡

沼尻駅跡からちょっと戻った場所に、かつての橋桁が残っています。
今も生活通路として利用されています。DSC_1038.jpg
2021年6月1日 日本硫黄沼尻鉄道跡木地小屋~沼尻

その先、いかにも軽便らしい廃線跡が残っています。
ただ電気柵でこれ以上進めないようになっていたのが残念…。DSC_1033.jpg
2021年6月1日 日本硫黄沼尻鉄道跡木地小屋~沼尻

さて、安達太良山からの下山中、はるか下に中の湯温泉源泉が見えます。
ここらがかつての沼尻の硫黄鉱山跡です。DSC_1006.jpg

鉱山跡付近にはこんな感じで廃れた風景が…。
ここで取れた硫黄がかつては沼尻鉄道によって運ばれていました。
今は温泉の湯の花採取場になっていました。DSC_1015.jpg

お土産に、外にあふれていた湯の花を拾って持って帰りました。
家のお風呂が温泉になりました。
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●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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