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2023年 叡電思い出紀行②〜鞍馬線

八瀬のホテルに泊まった翌日は鞍馬に行きました。
過去と現在を行ったり来たりしながら、叡電の思い出に浸ります。

宝ケ池駅で八瀬からの叡山本線を鞍馬線に乗り換えます。
鞍馬線の方が2両編成で距離も長く、本線のようです。
宝ケ池を出るとすぐに高野川の橋梁を渡りました。IMG033_20230408125831273.jpg
1993年2月24日 叡山電鉄鞍馬線八幡前〜宝ケ池 デナ21+22

三宅八幡宮に1番近いのは三宅八幡駅ではなく、八幡前駅です。
デナ21の引退が迫ると、こんな派手な装飾がされていました。IMG002 (3)[1]
1994年11月 叡山電鉄鞍馬線八幡前駅 デナ21

岩倉付近からは比叡山がよく見えます。IMG003 (3)[1]
1994年11月 叡山電鉄鞍馬線岩倉〜木野 デナ22+21

複線区間を行き交うデナ。
ニス塗りの車内、吊掛モーターの音…もう味わうことはできません。IMG031_20230408125830bc7.jpg
1993年2月24日 叡山電鉄鞍馬線木野駅付近? デナ21形


現在の二軒茶屋駅。
複線区間はここまでです。DSC_1050.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線二軒茶屋駅

単線区間に入るとローカルムードが増してきます。
市原駅に到着します。DSC_1052.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線市原駅

交換可能な二ノ瀬駅。
桜が咲き誇る美しい駅です。DSC_1053_20230408125653721.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線二ノ瀬駅


電車は鞍馬川沿いを走り、貴船口駅に向かいます。IMG026_20230408125839b51.jpg
1993年2月24日 叡山電鉄鞍馬線二ノ瀬〜貴船口 デナ25+125

かつての貴船口駅舎。
この時は冬で、人気もなく寒々としていました。IMG028_20230408125841167.jpg
1993年2月24日 叡山電鉄鞍馬線貴船口駅

そして現在の貴船口駅舎。
明るく、観光客も多く、北山の静けさはありませんでした。
2020年から新駅舎ということで、意外と最近の改築ですね。DSC_1107.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線貴船口駅

秋の貴船口駅。
華やかな紅葉が派手な飾り付けをしたデナを見送りました。IMG004 (3)[1]
1994年11月26日 叡山電鉄鞍馬線貴船口駅 デナ22

鞍馬から来た電車は貴船口駅直前に橋を渡ります。
雪のち晴れ、冬の北山に珍しく陽がさしました。IMG030_202304081258427c2.jpg
1993年2月24日 叡山電鉄鞍馬線貴船口駅 デナ21

今では後ろの山が土砂崩れで荒れてしまいました。
手前の木も伸びて、同じアングルでは少し撮りにくくなりました。DSC_1109.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線貴船口駅 デオ811+812


終点、鞍馬駅に到着です。DSC_1057.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅

1929年開業時からの鞍馬駅舎。DSC_1062_20230408125656079.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅

駅舎の横にはデナ21の先頭部と車輪が保存されています。DSC_1061.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅 デナ21

この角度で撮れば、まだ現役風に見えるでしょうか…。
大好きだった電車がこれだけしか残っていないのは本当に残念…。DSC_1064_20230408125656848.jpg
2023年3月31日 叡山電鉄鞍馬線鞍馬駅 デナ21

これで叡電思い出の旅はおしまい。
昔に比べると電車も駅も明るくなりました。
ただ観光客が増えて、北山らしい山奥の情緒は薄れた気がします。
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●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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