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2023年 わたらせ渓谷鐵道の旅〜③足尾本山貨物線跡

今ではわたらせ渓谷鐵道の終点は間藤駅となり車止めもあります。
しかしかつてはさらに足尾本山駅まで1.9kmの貨物線が伸びていました。
今回はその廃線跡もたどってみました。DSC_1574_202306292122062f1.jpg
2023年6月25日 わたらせ渓谷鐵道間藤駅 WKT-502

間藤駅前の通りを少し北に歩くと踏切の警報機が見えてきます。
さらに先の廃線跡を歩きたいのですが、ガードが堅くて入れません。DSC_1576_202306292122086f9.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山

道路から第二松木川橋梁もすぐ見えるのですが、これ以上は近づけません。
すぐ下を通る本山小学校に至る橋も渡ることはできません。DSC_1577_20230629212208855.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山

別の橋から本山小学校跡に近づいていきます。
小学校の手前に貨物線を越える橋があり、トンネルを見下ろせました。DSC_1580_20230629212211da7.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山

廃線跡にどうしても入れないので、あきらめてしばらく松木川対岸の車道を歩きました。
再び松木川の橋を渡って線路跡に近づくと…今度は線路跡に入れました!
有名な腕木式信号機と向赤倉トンネル!
今回はこれを見たかったんです。
腕木式信号機は美しく、観光目的なのか整備されているようです。DSC_1590_20230629212211a4e.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山

トンネル内から腕木式信号機を見ます。
写真だけ見ると現役時代に前面展望しているみたいです。DSC_1593_2023062921221490b.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山

この向赤倉トンネルは短いです。
トンネルを抜けると梅雨晴れの緑がまぶしかったです。DSC_1596_20230629212216372.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山

風格ある向赤倉トンネル。
この線は1914年開業、このトンネルもそれ以来のものでしょうか。DSC_1597_2023062921221811a.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山

そして出川橋梁の向こうに足尾本山駅跡が見えてきました。
構内には廃墟だけでなく腕木式信号機も残り素晴らしい。DSC_1599_20230629212220777.jpg
2023年6月25日 足尾線足尾本山駅跡

足尾本山駅は1987年に貨物輸送を終えて休止となりました。
時が止まったまま30年以上がたちました。DSC_1605_2023062921222072d.jpg
2023年6月25日 足尾線足尾本山駅跡

足尾本山駅跡から出川橋梁を望みました。
この橋をC12牽引の貨物列車が渡るところを想像しました。
喘ぎながらようやく終着足尾本山駅に到着するC12。
今よりも荒涼としていたけれど、活気があった足尾の風景。
公害がひどくよい時代だったとは言いませんが、見てはみたかったです。DSC_1608_202306292122228b1.jpg
2023年6月25日 足尾線跡間藤〜足尾本山
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コメント

No title

こんにちは。
数年前の春に出かけましたが、ここはレールも残されていて雰囲気がありますよね。休止扱いから正式に廃止とされても、そのままの状況にしてくれている上に、それを逆手にとって廃線歩きツアーも行われているようですね!!

Re: No title

ぶとぼそ様
おっしゃる通りこの貨物線跡は素晴らしい雰囲気でした。
腕木式信号機は整備されているようなので、今後も残り続けそうです。
ただ足尾本山駅跡はいつまでもあの状態で残るものか?
気になるところです。

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●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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