10月で初秋と言うには遅いですが、まだ暑さも残っていたし、初秋のお出かけということにして小湊鐵道に行きました。
まずは小湊鐵道の起点、五井駅の機関区。
多くの気動車だけでなく、保存機やダルマもいる楽しい場所です。
長くキハ200一色だった小湊鐵道ですが、ずいぶんキハ40が目立つようになりました。

2023年10月7日 小湊鐵道五井機関区
五井機関区を見学させてもらいます。
まずは機関区の宝、3両の古典蒸機へ。
1924年、開業時に導入されたボールドウィン1号機。

2023年10月7日 小湊鐵道五井機関区 1号
これも開業時からのボールドウィン2号機。
この2両は1962年の廃車まで小湊鐵道を支えてきました。

2023年10月7日 小湊鐵道五井機関区 2号
そして1894年、明治生まれのB104号機。
日本鉄道から国鉄を経て、1949年に小湊に来ました。
先日萩中で見た東武34号機と同じ、ベイヤー・ピーコック製造ですね。

2023年10月7日 小湊鐵道五井機関区 B104号
有形文化財に登録された鍛治小屋前に佇むキハ207。
美しく整備されているところでした。

2023年10月7日 小湊鐵道五井機関区 キハ207
ダルマと化して長い時が過ぎた木造貨車。
昔はこういうのが車庫によくいましたが、現役(?)は少ない気がします。

2023年10月7日 小湊鐵道五井機関区
そして庫内に保管されているキハ5800。
買収国電を1960年に気動車化した車両です。
三信鉄道時代に綱体化されたとのことで、車体は戦前からのもの。
それにしても相変わらず顔色が悪いなぁ。

2023年10月7日 小湊鐵道五井機関区 キハ5800
五井機関区は声をかければ簡単に見学させてもらえました。
古きよき時代の機関区のようでありがたい限りです。
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