2015年 真壁のトワイライトな軌道
- 2015/02/19
- 18:32
茨城県桜川市真壁のこの季節は「真壁ひなまつり」でにぎわいを見せます。
見物の途中、石田金物店の敷地にこんなトワイライトな軌道を発見!
2015年2月16日 真壁・石田金物店右側が店なのですが、店の敷地の奥の方へヘロヘロと軌道が伸びています。
写真では分かりにくいですが、奥の方では左側に大きくカーブしています。
調べてみるとゲージは508mm、鉱山などで使われていたゲージのようです。
逆側からも撮影。
2015年2月16日 真壁・石田金物店木を横にしただけの車止めもいい感じです。
現在もこの木製のトロッコは現役で、商品を運ぶのに使っているそうです。
もう鉄道はない真壁の町ですが、
町内にレールがあるのはうれしくなってしまいます。
おまけでここからは真壁ひなまつりの見物。
真壁には現在も見世蔵、土蔵、門など、昔ながらの町並みが残っています。
日本酒「公明」の村井醸造の入口。
建物は震災でかなり壊れてしまったようで、ネットでおおわれていました。
町内には真新しく補修された建物や、まだ修理されていない建物もあります。
この地域でもそれなりに建物の被害が出たのがわかります。
明治時代に建てられた潮田家。
幼稚園児も遠足に来たようで、町が元気な感じになります。
潮田家に飾られた雛人形は江戸時代のものです。
真壁の中心ともいえる、旧真壁郵便局。
昭和初期に建てられた真壁郵便局。
当時の田舎町にはモダンな建物だったのではないでしょうか。
ふだんの真壁は古い建物は多くても人っ気のない町でしょうが、
ひなまつりの季節は平日でも多くの観光客でにぎわいます。
かなりの経済効果があるでしょうし、
鉄道もなくなり、さびれつつある町にはいいアイデアだと思いました。
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