1990年 片上鉄道片上駅付近
- 2013/09/28
- 19:23
今日は片上鉄道を取り上げます。
1990年前後、客車列車が走っていたり、原型に近いキハ07、キハ04が走っていたりと、
ここが日本で1番魅力的な私鉄だったと思います。
片上の港から始まり、吉井川の眺めを楽しみ、
そして三角屋根の駅舎が続いて柵原の鉱山に至るというロケーションも最高でした。
自分が岡山生まれだったこともあり、かなり贔屓にしていました。
今日はそんな片上鉄道から。
この日は岡山駅から山陽線で和気へ、和気から片上鉄道に乗り換え、片上駅に行きました。
片上駅から歩いて、どうやってこの撮影地に至ったかはまったく覚えていません。
1枚目は片上の町中を抜けてくるキハ802。「わかあゆ」の愛称がついていました。
1990年12月30日 片上~清水 片上鉄道キハ802
秋田の同和鉱業小坂鉄道からやってきたこの新しい気動車は、
片上鉄道の車両の中では趣味的にはハズレの車両で、当時はあまり魅力を感じていませんでした。
しかし今見るとなかなかスマートな面でほれぼれします(人間なんて勝手なもんです)。
さらに山道を登っていったはずです。崖のような場所だった気もします。
2枚目は片上湾と片上駅の広い構内を背景にしたキハ312です。「しらさぎ」の愛称でした。
1990年12月30日 片上~清水 片上鉄道キハ312
この車両ものっぺりとした面で、個人的にははずれの車両でした。
片上駅構内をさらにアップで見ると・・・
駅舎はNTTのビルの向こう側で見えません。
広い構内の奥の方には片上名物の客車群が見えます。
廃線後、このあたりはショッピングセンターになったみたいですね。
最後に同じ場所から山陽新幹線を。
片上のすぐ北を新幹線は走っていました。
1990年12月30日 岡山~相生 山陽新幹線0系
当時は在来線特急を次々と廃止に追い込んでいて嫌いだった0系も、今となっては懐かしい限りです(やっぱり人間勝手なもんですね)。
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