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2015年 東武日和③~東武博物館編

東武浅草駅から3駅、東向島駅の高架下に東武博物館はあります。
以前に息子と来たことがありますが、息子は鉄より車なので今回は1人です。
 
博物館に入るとまずは5号機関車がお出迎え。
1898年イギリスピーコック社製造の2Bテンダー機関車です。
19世紀生まれの蒸機ですが、1965年と意外と最近(?)まで活躍しました。
汽笛を鳴らして車輪を回転させるショーもやっています。

 
5号機関車の隣には木造電車デハ5。
1924年浅草電化時に導入された車両です。


そして室内には生首にされてしまった5700系がいます。
なるべく生首っぽくない角度で撮影…
こんな状態でもこの顔が残っていることを喜ぶべきか悲しむべきか…


屋外に出るとED101。
1928年製造で、1972年に近江鉄道に行きました。
晴れると光と影のコントラストが強すぎて、博物館の撮影には向きませんね。

 
そして湘南顔に復元された5700系。
湘南顔と貫通型では車輌の印象がずいぶん違います。
個人的には貫通型に改造された後の顔の方が好きです。
持って行った鉄コレの5700系といろいろ比べて楽しみました。
やはり鉄コレは下回りがメチャメチャ…

 
ED5015も。
東武では2003年まで貨物輸送が行われていました。
なんで当時は見に行かなかったのかなぁ…

 
博物館の外に出ます。
後ろ半分がちょん切られたDRC1720系。

 
日光軌道線の連接車203。
路面電車もあったというのが東武鉄道の奥深さな気がします。

 
最後に博物館から少し離れた場所に保存されている6号機関車。
これも1898年イギリスピーコック社製造。
金網に囲まれて撮影しにくいです…。
JR北から縁もゆかりもないC11 207を導入するのではなく、
この辺りの車輌を動態化できればもっと魅力的な気がしますが…
やっぱり難しいのかな?

 
時間がなかったので駆け足で見て回りました。
いやぁ、改めてすごいブツだらけでした。
博物館にできるほど多くの車輌が残っているのも東武の魅力かと思います。
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コメント

No title

こんばんは。
個人的にはDRC「けごん」が懐かしく感じます。東武といえばこの車両を思い起こします。当時でもかなり独創的なスタイルでしたね。

No title

こんばんは。
あんまり気にしてなかったけどこりゃ行ってみたくなりました。

ピーコックとはなつかしい名前ですね。確かベイヤーピーコック。
1964年に館林へ行き現役で働いていたシャープスチュアートを撮りました。

No title

きゃみ様
自分もDRCけごんは懐かしいです。
こだま形を劣化コピーしたようなデザインでしたが、その無骨な感じは嫌いではありませんでした。

No title

都電15番様
館林まで東武蒸機を撮影に行かれたんですね!
こうした古典蒸機の現役時代を見られたとはうらやましいです。
シャープスチュアート社のカマも保存されているものがあるようで、今度見に行ってみたいです。

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●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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