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2015年 津田沼周辺の鉄道連隊演習線跡をたどる

戦前の津田沼は陸軍鉄道第二連隊が本部を置く軍都でした。
戦後その跡地は学校などになり、線路跡は新京成電鉄や道路になりました。
今回は津田沼周辺に残る鉄道連隊演習線跡をたどってみます。
歴史的な面を詳しく検証してはいないので、間違いがあってもご容赦を…。
 
まずは新京成新津田沼駅近くの津田沼一丁目公園に保存されている蒸機。
鉄道連隊演習線で使用されたK2形の134号機です。

2015年12月10日 津田沼一丁目公園 K2 134
 
1943年、川崎車輌製造のEタンクです。
このカマは戦後西武鉄道に払い下げされました。

2015年12月10日 津田沼一丁目公園 K2 134
 
もともと鉄道連隊時代は600mmゲージでしたが、
戦局の悪化で国内で遊休状態になってしまい1067mmに改軌されました。
そのために正面から見るとカマの幅とレール幅が不釣り合いに感じます。

2015年12月10日 津田沼一丁目公園 K2 134
 
 
さて、JR津田沼駅の南側には鉄道第二連隊の本部がありました。
その表門は現在、連隊跡地に建った千葉工大の正門となっています。

2015年12月10日 千葉工大
 
 
津田沼からの演習線は千葉への習志野線と、松戸への松戸線がありました。
大久保にあった案内板より地図を持ってきました。
ぐにゃぐにゃと曲がりくねっている線形が分かるかと思います。


 
まずは1911年に開通した習志野線の遺構を大久保まで辿りました。
習志野線の跡地は大久保までハミングロードという遊歩道になっています。
すぐ横を車道が走っているので、往時を偲ぶのは難しいです。

2015年12月10日 鉄道連隊演習線跡大久保付近
 
大久保駅近くにある案内板より、当時の運転演習の写真を。
おっ、双合式の蒸機ですね。
このカマは1905-06年ごろに日本に来たA/B形蒸気機関車のようです。
イギリスの双頭式と違いA形とB形は切り離して使用可能だったようです。


 
軽便鉄道敷設演習の様子の写真も。

 
 
いったん津田沼に戻って、次は1932年に開通した松戸線の跡を見ます。
跡と言っても戦後、新京成に転用となって現在も電車が走っていますが。
演習線跡なので新京成の線形が曲がりくねっているのは有名な話です。
 
新津田沼を出てすぐの踏切から。
左奥の新津田沼駅を出た線路は大きく右にカーブを描きます。

2015年12月10日 新京成電鉄新津田沼~前原 8809F
 
同じ踏切の前原側も見ます。
上の地図の通り、新津田沼からは90度よりも鋭角にカーブを描いています。
鉄道模型のような大カーブですね。

2015年12月10日 新京成電鉄前原~新津田沼 N831F
 
 
今回の鉄道連隊演習線跡地めぐりはここまでです。
この後はおまけの新津田沼~京成津田沼間の線路についても。
この両駅間の線形は紆余曲折があって、1968年に現在の姿になりました。
両駅をショートカットで結ぶためにこれまたカーブだらけになっています。
 
京成津田沼駅近くの通称たいこ橋から新津田沼側を見ます。
この橋の名前は元地元民だから知っている名前です。

2015年12月10日 新京成電鉄新津田沼~京成津田沼 8802F
 
たいこ橋から見た京成津田沼側。
これまた激しい急カーブです。

2015年12月10日 新京成電鉄京成津田沼~新津田沼 8802F
 
このカーブを京成津田沼駅近くの踏切から見てみます。
後方にある陸橋がたいこ橋です。

2015年12月10日 新京成電鉄新津田沼~京成津田沼 N811F
 
 
これで今回の津田沼鉄巡りツアーは終了です。
鉄道連隊演習線の跡は他にも千葉県内に散在しており、
また今回は新京成にも乗車しなかったので、今度改めて見に行きたいです。
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コメント

No title

どこも知っているところですがこうして写真で見せていただくと、新鮮ですね。
最近の新京成のピンク色は個人的にはビミョーな感じです(笑)

No title

D51338様
自分も津田沼周辺は子供の頃に、大久保周辺は高校の頃にウロウロしていた場所なので、非常に懐かしかったです。
新京成はピンクをコーポレーションカラーにするとのことですが…ありえない色ですね。

No title

こんばんは。
いとうようか堂前(いまは違うかな)の公園にあるEタンクは大好きでした。
津田沼駅の南側から北へ車で抜ける時、いつも元気?と声を掛けていました。
たいこ橋っていうんですか。1回この辺は歩き回った時に渡りました。

え~!このピンク!ダメです。

No title

都電15番様
今も30年以上前と変わらず、新津田沼駅とヨーカドーは一体化しています。
驚くほど同時と雰囲気が変わりません。

このピンクは…ひどいですね。
どこまで頭の足りなさそうな女のセンスに合わせるつもりなのでしょうか?

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●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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