2001年 ミャンマーの夜行列車に乗ってバガンへ
- 2017/01/10
- 11:58
ミャンマーの鉄道は遅いし揺れると悪名高かったのですが、
やはりミャンマーに行ったら乗ってしまいました。
首都ヤンゴンから古都バガンまで丸1日かかる夜行列車の旅です。
ヤンゴン駅22:30発の25レ。
Ordinary classに乗車したのですが、座席は木張り、電灯もなしでした。
真っ暗な車内で、向かいには坊さんとその弟子が座っていました。
車掌にバガンに何時に着くか聞くと「18時か19時」と言うのですが、
坊さんは「どうせ23時か0時さ」といい加減なものでした。
列車は船に乗っているような横揺れ、飛び上がるような縦揺れをしながら、
満月に照らされた大地を走って行きました。
揺れがひどく、さらに寒くて仕方なかったのですが、
どうにかうつらうつらするうちに夜が明けました。
14:30ごろある駅で停車。
交換待ちだというのですがまったく動きません。
ホームの屋台で鳥と魚のカレー風煮込みを食べました。
結局対向列車も来ず、よく分からないまま2時間ぐらい停車しました。
2001年1月9日 25レ列車は大きな駅に停まると売り子がやってきます。
揚げパンや水ガメの水、果物などなど。
かわいい女の子が頭の上に水ガメを乗せて売りに来ました。
2001年1月9日 25レやがて無人に見える大地に日が暮れ、満月が上ってきました。
有名なポッパ山を見ているうちに真っ暗に。
そして車内がざわめき、バガン到着かな…と思ったら、
21:30あっさりバガン駅に到着。
23時間の長旅でした。
そんなに長時間乗っていたのに、写真はたった2枚だけ…
古都バガンではのんびりと観光を楽しみました。
夕日を浴びたダビィニュ寺院をはじめとしたパゴダ群。
パゴダが至るところにニョキニョキと生えている感じでした。
一緒にパゴダで夕焼けを見ていた女の子。
顔に塗っているのはタナカという向こうのお化粧です。
この子も今はどうしているのかなぁ?
そしてパゴダ群の向こうに夕日が沈んでいきました。
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