茨城仕事の昼休みは長いので、その時間を利用して、
何回かに分けて筑波鉄道跡を車でめぐってみようと思います。
まず今回は岩瀬駅から真壁駅跡まで南下してみます。
筑波鉄道は水戸線の岩瀬駅から分かれていました。
岩瀬駅の駅舎は筑波鉄道があった頃からの昔ながらのものです。
2017年2月6日 水戸線岩瀬駅
駅の裏に回ると、水戸線に沿って細長い芝生の広場があります。
ここがかつての筑波鉄道のホームでした。
2017年2月6日 水戸線岩瀬駅
左の跨線橋がかつては筑波鉄道の島式ホームまで伸びていました。
2017年2月6日 水戸線岩瀬駅
筑波鉄道跡はりんりんロードというサイクリングロードになっています。
本来なら自転車か徒歩で回るべきでしょうが、
時間がないので線路跡を外れて車をどんどん走らせます。
1つ隣の雨引駅は交換可能な駅でした。
2017年2月6日 筑波鉄道雨引駅跡
東飯田駅は単式ホームでした。
ローカル線の駅といった風情だったのでしょう。
2017年2月6日 筑波鉄道東飯田駅跡
東飯田駅のホームからは加波山事件で知られる加波山が大きく見えます。
2017年2月6日 筑波鉄道東飯田駅跡
廃線跡は筑波山に向かって伸びています。
この日は風が強く、土ボコリで筑波山も霞みがちでした。
2017年2月6日 筑波鉄道東飯田~樺穂
樺穂駅は2面のホームに石材輸送用の貨物側線もある駅でした。
ここから樺穂興業軌道という人車軌道が伸びていた時代もあったそうです。
2017年2月6日 筑波鉄道樺穂駅跡
樺穂と真壁の間にはキロポストが残ります。
今でも「31」と刻まれた数字がはっきり読めます。
2017年2月6日 筑波鉄道樺穂~真壁
廃線跡とキロポストと筑波山。
ここを現役で気動車が走っていればなぁ~なんて妄想します。
2017年2月6日 筑波鉄道樺穂~真壁
サイクリングロードの休憩所として整備された真壁駅に到着。
真壁はこの付近の中心地でした。
2017年2月6日 筑波鉄道真壁駅跡
右の駅裏には崩壊しかけた石材商店の廃墟が…
一方で左端、駅舎付近には新しい民家が建っています。
2017年2月6日 筑波鉄道真壁駅跡
この日の廃線跡めぐりはここまで。
2月は真壁のひな祭りが開かれていて、町に活気が戻ります。
もう時間がないので、今回はひな祭り見物はできませんでした。
次がいつかは分からないけれど、筑波鉄道跡めぐりは続く…
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