2017年 筑波鉄道跡を車で巡る⑤ 虫掛駅跡→土浦駅
- 2017/05/09
- 19:07
2月から仕事の昼休みにチマチマとめぐった筑波鉄道跡。
岩瀬駅から南下してきて、前回は虫掛駅跡まで辿ってきました。
季節が変わって初夏になり、ようやく土浦駅に到着、最終回です。
まずは1991年、廃線4年後の新土浦駅跡です。
この時はまだホームには駅名標が残っていました。
1991年6月15日 筑波鉄道新土浦駅跡コンクリートの古ぼけた駅舎も残っていました。
よく見ると駅舎内ではまだ売店が営業していますね。
1991年6月15日 筑波鉄道新土浦駅跡ほぼ同じ場所、土浦側から見た現在の新土浦駅跡。
駅舎は取り壊されましたが、駅ホームは今も残ります。
後ろのビルは当時と変わりません。
2017年5月8日 筑波鉄道新土浦駅跡虫掛側から見た新土浦駅跡。
車通りの激しい国道に面して、エアポケットのような空間が残っています。
2017年5月8日 筑波鉄道新土浦駅跡新土浦駅より少し土浦側には真鍋機関区がありました。
フェンスに隠れて見にくいですが、ホーム跡が残ります。
2017年5月8日 筑波鉄道真鍋信号所跡1991年の時はまだホーム上には貨物時代の駅舎(?)がありました。
広い構内にはレールも残っていました。
1991年6月15日 筑波鉄道真鍋信号所跡現在では建物は取り壊されてバスの車庫になっています。
フェンスのすぐ向こうにホーム跡がありますが分かりにくいです。
構内もただの野原があるだけでした。
うーん、当時の面影はありませんね…
遠くのマンションのおかげで同じ場所だと分かります。
2017年5月8日 筑波鉄道真鍋信号所跡ようやく起点の土浦駅までたどり着きました。
土浦駅の筑波鉄道ホームは今も残りますが、
もちろん線路は撤去され駐車場になっています。
2017年5月8日 筑波鉄道土浦駅跡現在の土浦駅舎。
昔、つくばに住んでいた頃はペルチの鉄道模型屋にお世話になりました。
今回は時間がないので素通りです。
2017年5月8日 常磐線土浦駅最後に帰り道で見た廃線跡と筑波山の写真を。
桜並木は新緑に変わり、気持ちのよい季節になりました。
2017年5月8日 筑波鉄道跡筑波~常陸北条筑波鉄道の廃線跡を1991年の訪問時と比較ながら辿ってきました。
駅ホームはほとんどの駅で残りますが、
それ以外の鉄道の遺物はほとんどがなくなっていました。
サイクリングロードとして筑波鉄道跡が活用されるのはうれしいですが、
ホーム以外の鉄道遺物も残せばよかったのに…と思います。
筑波鉄道跡めぐりも最終回なのでこれまでのまとめを。
⑤ 虫掛→土浦
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