岩手山に登った帰り道、ちょっとだけ寄り道をして、
前から見たいと思っていた花巻電鉄の馬面電車デハ3を見に行きました。
1972年に花巻電鉄は全廃なのでずいぶん前に廃止になっていますが、
珍車なのでネット上にもその記録はいろいろと落ちています。
花巻駅近くを車で適当に走らせていると…いました!馬面です!
全幅は1600mmとありえないほどの細さです。
道路でバスとすれ違えるようにこんな細い車体になったそうです。
カメラアングルも自然と縦位置になってしまいます。
2017年7月27日 花巻市材木町公園 花巻電鉄 デハ3
1931年製造のデハ3をサイドから見てみます。
低い乗降扉が併用軌道線を走っていた証です。
2017年7月27日 花巻市材木町公園 花巻電鉄 デハ3
金網に完全に囲われていて写真が撮りにくいのが残念ですが、
おかげで保存状態は良好です。
2017年7月27日 花巻市材木町公園 花巻電鉄 デハ3
ちなみにこの台車は雨宮製の珍品らしいです。
確かに板状のあまり見たことのない形態です。
2017年7月27日 花巻市材木町公園 花巻電鉄 デハ3
保存されている材木町公園はこんな感じです。
後ろにはこれまた古い旧花巻町役場の建物が保存されています。
2017年7月27日 花巻市材木町公園 花巻電鉄 デハ3
ごくごく短時間の寄り道でしたが、面白いものが見られました。
それにしてもこんなのが併用軌道を走っているシーン、見てみたかった!
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