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2017年 益子のビルマ汁と真岡SLキューロク館

「ビルマ汁」というのを栃木県益子町がウリにしようとしている!
というのを聞いて、ぜひ行かねばと思っていました。
 
ビルマは個人的には最後に現役蒸機を見た思い入れのある土地。
2001年ですが、ボロボロの蒸機が走る姿はインパクトが強かったです。
21世紀になってもまだ世界ではこんなのが走っていたんですよね…

2001年1月19日  Bago-Mottama線 YD969
 
さて今回食べたのは「そば処炉庵」の「ビルマ汁うどん」。
ビルマ料理と言えばコテコテに油ぎったカレー風味の煮込のイメージです。
しかし「ビルマ汁うどん」は野菜がゴロゴロ入った、
サッパリとした辛いカレーうどんといった感じでした。
「ビルマ」で想像した料理とは違いましたが、
暑い夏にサッパリカレーうどんはおいしかったです。
ちなみにビルマ汁とは戦後にビルマから帰還した兵隊が、
ビルマで食べたスープが美味しかったので再現したのが始まりだそうです。


 
ビルマのローカルな食堂での昼食風景。
蒸機をタクシーで追っかけている途中で入ったドライブイン(?)です。
こんな感じでカレー風味の煮込みを食べます。
まぁビルマ料理は油っこすぎて、日本人の口に合うとは思えませんでした…

 
 
さて、ビルマ汁うどんの後はまだ少し時間があったので、
久しぶりに真岡のSLキューロク館に行きました。
以前は96がいただけでしたが、今回は新たにD51 が仲間に加わりました!

2017年8月28日 真岡鉄道真岡駅 D51 146、49671
 
駐車場から見たD51 146。
1938年製造で、ずっと北海道にいました。
保存先の静岡で危うく解体されそうになり、2015年真岡に来ました。

2017年8月28日 真岡鉄道真岡駅 D51 146
 
ここの主、49671。
1920年製造ですから、もう少しで100歳です。
下回りには油が行き届き、現役蒸機のようです。

2017年8月28日 真岡鉄道真岡駅 49671
 
それもそのはず、圧縮空気で動態化して、土日祝には構内を走っています。
平日は建物の中にいるので、写真は撮りにくいですが。

2017年8月28日 真岡鉄道真岡駅 49671
 
96とともに屋内にいるスハフ44。
1954年製造で、ニセコとして走ったこともあるそうです。

2017年8月28日 真岡鉄道真岡駅スハフ44 25
 
屋外には年代物の木造貨車たちがいます。
中でも手前のワフ15は1910年製造、明治の木造緩急車です。

2017年8月28日 真岡鉄道真岡駅ワフ15
 
かつて真岡線で活躍したキハ20。

2017年8月28日 真岡鉄道真岡駅キハ20 247
 
 
短時間でしたが、楽しい昼休みのドライブでした。
ちなみにビルマ汁は益子の夏の名物とのこと。
もう今年は間に合わないかもしれませんが、来年の夏にはぜひご賞味を…
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コメント

No title

ビルマ汁!?
食べたいです。

1990年代 インドから行こうとしたけどビザが降りずに断念しました。
あちらでは『ブゥーマー』と発音していた気がします。

インドでも蒸気機関車が大活躍していましたが、トンネルの中で数時間停車したときは煙くて泣きました。

No title

oryzasativa様
ビルマ汁と言っても、あまりビルマっぽくないかもしれませんが…でもおいしいです。

蒸機でトンネル内で長時間停車とは悲惨ですね…
幸いそういう経験はしたことがありません。

No title

● 様 おはよう御座います・・・ビルマと言うだけで
鉄道事情が分かるような気がしますが・・・まぁヒドイ
もんでしょうね。貨客混合? 乗れたら何処でも?
食べるものは私には到底無理なんで行きたくとも
行けませんでした。

No title

河内の鉄チャン様
ビルマでは車輌はこんな年代物が活躍し、線路はヘロヘロでひどい揺れ…だからこそ楽しかったですね。
今では日本のキハ40などが輸出され、だいぶマシなんでしょうが、魅力はなくなりましたね。

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プロフィール

●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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