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1991年 蒲原鉄道の終着駅となっていた村松駅

4.2kmのミニ私鉄に成り果てていた末期の蒲原鉄道。
1985年の大部分廃止から、1999年の全線廃止までは14年。
むしろよく持ちこたえたと言えるのかもしれません。
そんなつつましく営業していた頃の蒲原鉄道の終点村松駅の様子です。
 
車庫は終点の村松駅にあり、古い車両がゴロゴロ転がっていました。
モハ41は1930年製造のデ13の下回りに、1954年に車体新造した車両です。
古いんだけど近代的なような、そんな微妙な顔つきをしていました。
廃線時まで在籍して、今も五泉に保存されているそうです。

1991年12月20日 蒲原鉄道村松駅 モハ41
 
ED1は1930年製造の凸型電機。       
ただ、周りにも古い電車がゴロゴロしているのに、
写真を撮ったのはこの2両だけ…もったいない…

1991年12月20日 蒲原鉄道村松駅 ED1

 
村松駅舎は本社も兼ねていてコンクリの立派な建物でした。
現在もバスターミナルとして使用されているそうです。
この時はなぜかホームの様子は撮影していなくて、3年後に再訪しました

1991年12月20日 蒲原鉄道村松駅
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コメント

No title

こんばんは
バスターミナルも現実には新潟との間を結ぶ都市間輸送がメインでいわゆる路線バスからは蒲原鉄道は事実上撤退しています。しかし交通の便が悪い地域のため通学用の特定輸送とコミュニティバスは(恐らく行政からの)委託で走らせているようです。寂しい限りです。

No title

tom様
どこも鉄道に限らず公共交通機関の経営は厳しいですよね。
しかし赤字だけを理由にした公共交通機関の廃止が、高齢者が運転せざるをえない状況を作り出し、高齢者による事故を増やしていると思うのですが…
残念ながらあまりそうした議論は聞きません。

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●kuromaru

Author:●kuromaru
興味の対象が国内鉄→海外鉄→保存鉄と移り変わってきました。
蒸機が好き。高いところが好き。俯瞰写真が好きですが、最近は保存車両巡りばかりです。

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