現役車両への興味が薄れ、最近は保存車両巡りばかりになりました。
今年もずいぶんと全国の保存車両を訪ね歩きました。
1月。
子供を連れて久しぶりに東品川公園の西武7号機を見に行きました。
1897年、19世紀の製造!
整備されましたが、下回りはネットで隠され、屋根もなくなったり…
2017年1月7日 東品川公園 西武鉄道7号機
檜洞丸に登った帰り道、山北駅で見かけたD52 70。
時間がなくて近くに行けなかったので、今度改めて見に行きたいです。
2017年1月12日 山北駅 D52 70
葛生に保存されている東武30号機。
1914年英国ピーコック社製のテンダー蒸機。
保存状態はイマイチですが、東武の蒸機は格好いいですね。
2017年1月13日 嘉多山公園 東武鉄道30号機
2月。
仕事の合間に生田緑地へ行きました。
ここにはD51 408がよい状態で保存されています。
2017年2月7日 生田緑地 D51 408
生田緑地には旧客も保存されています。
常磐線で活躍したスハ42です。
2017年2月7日 生田緑地 スハ42 2047
3月。
これが今年見た保存車両の中で1番の珍品です。
台湾から原鉄道模型博物館の特別展示のためにやってきた気動車。
1921年製造のナロー、木造、単車…
好みのキーワードが並ぶ車両でした。
動態保存ということで、走っているところも見てみたいです。
2017年3月12日 原鉄道模型博物館 台湾製糖 111号
子供たちと春休みは新潟方面へ。
ここぞとばかりに蒲原鉄道の保存車両巡りです。
まずは冬鳥越に保存されている車両群。
1930年製造の凸型電機のED1。
2017年3月28日 冬鳥越スキーガーデン 蒲原鉄道 ED1
大正生まれのダブルルーフのモハ1、廃線まで活躍したモハ61もいます。
保存状態は非常に良かったです。
2017年3月28日 冬鳥越スキーガーデン 蒲原鉄道 モハ1、モハ61
一方こちらは資料館が休館になり朽ち果て行くモハ51…
1930年製造ですが、いずれ解体される運命かと思うと残念です。
2017年3月29日 安田民俗資料館 蒲原鉄道 モハ51
新津鉄道資料館にも行きました。
C57と上越新幹線という現役時代はあり得なかった並び。
2017年3月29日 新津鉄道資料館 221-1510、C57 19
雪国らしい除雪車と485系1500番台の並びも見られました。
2017年3月29日 新津鉄道資料館 DD14 332、クハ481 1508
5月。
近場で荒川の都電保存車を見に行きました。
都電思い出広場には1954年製造の流線型のPCCカーが保存されています。
2017年5月6日 都電思い出広場 5501
荒川遊園の「一球さん」6152も久しぶりに見に行きました。
2017年5月6日 荒川遊園 6152
仙台に野球を見に行ったついでで仙台市電保存館へも。
大正生まれの単車の路面電車などに会えました。
2017年5月10日 仙台市電保存館 1号
宇都宮には不思議な色に塗られた東武ELと貨車が保存されています。
編成ごと残っているのは貴重かもしれません。
2017年5月12日 栃木県子ども総合科学館 東武ED5067
1933年製造の私鉄気動車、流山鉄道キハ31にも会いに行きました。
客車化された時に下回りは取っ払われてますが、
戦前生まれの気動車は貴重です。
2017年5月18日 流山市総合運動公園 流山鉄道 キハ31
キハ31の横にはナメクジもいます。
1936年製造の真のD51「1号機」D51 14です。
2017年5月18日 流山市総合運動公園 D51 14
6月。
前から行ってみたかった根利森林鉄道まつりに行きました。
何と言っても目玉は1921年製造、置戸のBALDWIN!
うっすらと煙が上がる姿が現役さながらで素晴らしかったです。
2017年6月4日 林業機械化センター 置戸森林鉄道 3号機
木曽のホイットカムと美しく復元された客車も。
このホイットカムも1926年製造の古強者です。
2017年6月4日 林業機械化センター 木曽森林鉄道 7号機、B型15号
思った以上に保存車両を見ていて、アップできる容量をオーバーしました。
後編に続きます。